賃金の改定率 回復に転じる
厚生労働省が発表した今年の賃金改定状況の調査結果(調査期間7~8月、常用労働者100人以上の約2千社が回答)によれば、今年賃金を引き上げたか年内に引き上げると答えた企業の割合は、前年比5.0ポイント増の85.7%で3年ぶりに上昇した。1人あたりの平均改定率は同0.3ポイント増の1.9%で5年ぶりに上昇した。一方、本数値はコロナ前の水準には戻っておらず、物価上昇には追いついていない。
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